代表者あいさつ

創設以来8年間神戸ユニバーサル研究会の代表を務めていただいた田伏高治さんの退任に伴い、この度新しく代表に就きました黒田崇です。研究会創設の前段階より、田伏さんはじめ多くの方々とのご縁をいただきました。そこで出逢えた方々とお互いの夢を語りながら、この研究会を立ち上げそしてともに歩んで参りました。所謂お鉢が回ってきた形となりましたが、これまでの研究会の歩みを止めることなく、一歩でも前に進むことができればと思っております。
さて、私は19歳より養護学校(現支援学校)の現場で、しょうがいのある子どもたちやそのご家族と接してきました。また個人的にも、仕事やボランティア等を通して約四半世紀を彼らとともに過ごしてまいりました。壁にぶち当たることも少なくはありませんでしたが、それ以上に多くの感動体験に立ち会わせていただきました。
ここ数年の神戸ユニバーサル研究会の活動を通しても、私たちがこれまで描いてきた夢や、彼らの社会参加が少しずつですが実現に近づいてきていると感じています。この成果は、研究会員の皆さんをはじめ、周囲でサポートをしてくださるたくさんの方々との出逢いに依るものだと確信し、感謝の気持ちが募るばかりです。
思い起こせば、田伏さんとの出逢いも偶然の重なり合わせでした。しかし、この「偶然は必然」という言葉が、私の活動の心の支えとなっています。研究会としても、ここまでたくさんの出逢いや「ご縁」に恵まれてきました。今後もこの「ご縁」を大切にし、すばらしい出逢いがあることを期待しております。私の代表就任が、この研究会のさらなる歩みへの一助になればと思っております。
「ノーマライゼーション社会の実現に向けた神戸からの発信」という研究会創設時のテーマに沿って、肩肘張らず、みなさんの個性や得意分野を活かせる場にしていければと考えています。
時には夢を語りながら、時には立ち止まりながら、そして時には皆でスクラムを組み壁を破るくらいの気持ちで進めていけるよう、私もこの研究会とともに成長していきたいと考えております。皆様のお力添えをいただき、共に学び、歩んでいきましょう。今後とも宜しくお願い申し上げます。
設立趣旨
ノーマライゼーション社会の実現に関心を持つ企業、学校、行政とコミュニケーションをとり合い、よりよい環境を作るために研究し地域社会の貢献に努め、啓発活動を推進していくことを目的としたビジネスサークルとして発足し、神戸市内を中心として活動を行う。

活動内容
定例研究会
毎月11日又はその前後で定例会(意見交換会)を開催しており、定例会(意見交換会)では、研究会の活動報告やお互いの情報交換などを行っています。
イベント活動
研究会の会員で専門チームを構成し、その回毎にテーマを持たせたイベント活動を計画、実施しています。
